月刊ウイル 7月特大号

月刊ウイル 7月特大号
■発行ワック(株)
■定価950円(税込み)

特大号のグラビア、しかもカラーでもひとつ17ページという豪華な舞台をご用意していただき、ひさしぶりにすっきりした。こんな場でも用意していただけなければ、せっかく緊急事態宣言下という日本がいや世界が初めて経験する、もはや中国の生物兵器ともいえる新コロ蔓延下の非常時の日本とそれに立ち向かう日本人という貴重な記録が陽の目を見んうちに塩漬けにされてまう・・・とカメラマンにとって断腸の思いやったのが、やっと発表の場を与えられほっとした・・・というのが正直な気持ちである。まあなにはさておき、写真家は能書きより、まずは作品を見てもらってなんぼである。今回はめずらしく長時間露光に挑戦、今回の緊急事態宣言下で外出自粛のなかただでさえ人出が少ない銀座、新宿、秋葉原、浅草で10年前の金環日食のときに用意したND400、ND1000というNDフィルターかました15分、30分という長時間露光に挑戦した・・・が、まあむずかしい。15分の露出やと単純計算で1時間で4カットしか撮れんのである。それに人出少ないから、タクシーや集配のトラックがなかなか動かず、無人感が出んのである。特に昼間の銀座は苦労した。4丁目交差点付近は周囲百貨店や時計店などランドマーク的建物が多いが、密集してるので影が多く理想的時間が1時間もないのでわる。浅草雷門前も苦労した。あそこ脚立立てるの「ええやん、こんな時期で人少ないんやから・・・」と思うのに、通行の邪魔やと、目の前の交番の警察官にいわれるんやったら、まだしも自警団のおっさんらにからまれるのである。まあその苦心の作品ぜひ見たってください。今回はこのグラビア「コロナ戦線異常アリ?」の17Pのほかに、活版ページでも「世界コロナ戦争の戦犯名簿」で好き勝手言わせてもろた。「世界戦争の戦犯」とタイトル打ちながら、その戦犯全員日本人やし・・・まあWHOのテドロス事務局長や中国共産党の習近平主席はもう世界中に悪名轟いてるから。ほかにはあの森友学園のの籠池泰典氏とご長男の籠池佳茂氏の独占手記が巻頭に掲載されている。ワシは籠池泰典氏はこんかいの森友問題前の8月15日の終戦の日に大阪護国神社で開催された講演会に招かれた際、「全員が教育勅語を言える園児のいる幼稚園の理事長」として紹介されたことがあった。名刺を交換した際もごくごくもの腰のやわらかい方という印象であった。