産経新聞 3月19日号

産経新聞 3月19日号 産経新聞 3月19日号
■発行産業経済新聞東京本社2020
■定価一部120円 月ぎめ3,034円(税込み)

大山鳴動してねずみ一匹・・・といわれるが、この未知の新型ウイルスでも、それぐらい危機感持って臨み、それはそれで我国みたいに42万死ぬと言うた北海道の教授の言うこと真に受け危機感持って臨んだから死者が少なくすんだともいえるといえばいえるとしたら、効果はあったともいえるし・・・まあ未知の災いに対してはそれぐらい騒ぎすうぎるぐらい危機感持って臨んで、それで何も起こらんかった、もしくは起こったけど、被害が少なく済んだらそれでええやんともいえるし、ワシはどっちかというとそのやりかたを支持する。災いしたって、我が仕事にしたって、好きな言葉のひとつに「見逃しの三振より空振りの三振のほうがマシ」みたいなもんか?それでもあえて誰かとは言わんが、このコロナ禍をおのれの学説を正当化するための舞台にしようとしたり、政治家が党利党略に利用したりするのは嫌や。特に韓国の大統領は嫌や。この時期に選挙やるんは勝手やが、このコロナ禍まで、反日や「K防疫は世界基準」やと政治的に利用したりするんは政治家の性か韓国人のDNAか・・・それにしても「K防疫なんかは別として、ワシごときのシロートの心配はよそになんで我国はこないに新コロが原因による死者数が欧米と比べこないに桁違いに少ないんやろ?都市封鎖もせずにや。これはあのノーベル賞受賞の京大の山中伸弥教授すら首ひねるぐらいやから、真相判明するんはもうしばらく先・・・になったら困るんやが・・・まあ話は架空の世界に変わって恐縮やが、この連載のテーマにもなった角川映画「復活の日」やが、この世界を恐怖のどん底に落としたマジの新コロウイルス禍を予想したかのような映画をなんでテレビはステイホームのときにでも放送せんかったんやろ?この映画、ワシ何回か見たが、一番印象に残ってるんが、南極の昭和基地でドルビーサウンドなんちゃらシステムで見たとき。もう20年前か・・・あのときはこの映画の舞台となった南極におったにもかかわらず、まったく危機感も現実感も無かったが。むしろ主演女優の一人、ノルウエーの女性隊員を演じたオリビア・ハッセーを見て「南極にこんな美人が来るわけないやろ。」や、昭和基地からパーマー基地に向かう主演俳優草刈正雄演じる地震学者が操縦する雪上車を見て「燃料どうした?」などと、行ったものしか言えん突込み所満載で、特に晴海ふ頭の砕氷艦「しらせ」が南極へ出航シーンで何もこんなときに・・・にで草刈正雄に別れを告げる恋人役で看護婦の多岐川裕美大ブーイングかましていた。この映画今では考えられんが、実は初期のインフルエンザウイルスの恐怖から、世界各国で起こる暴動シーンで成田闘争などのニュース映像が使われている。このせいでテレビで放送できんのやろか?「しらせ」出航シーンでも実際の「しらせ」が出航する際にロケされたという。昭和の映画では実際のシーンでこういうことはよくあり、写真週刊誌のカメラマン時代、東大の合格発表取材に行ったときは早見優が受験生に混じってロケしていてびっくりしたもんや。