産経新聞 4月23日号

産経新聞 4月23日号 産経新聞 4月23日号
■発行産業経済新聞東京本社2020
■定価一部110円 月ぎめ3,034円〔税込み)

今年にはいってからの連載で毎度で恐縮であるが、また新型コロナウイルス、略して新コロ、以下同じ、ネタである。そやけどしゃあない、日本人どころか、人類にとって世界大戦並みの災難である。しばらくは新聞、テレビ、週刊、月刊誌も全メディアは新コロがトップやろ。たとえ、それで、我らが暗くなることなってもや。しかし、カメラマンにとっても暗黒の時や。なんちゅうても外出るな、といわれてるんや。家おったら、現場出連、すなわち、写真撮れん、すなわちシノギできんということである。というても、現場というったって、人気がなくなった繁華街やその逆、この人類のピンチをチャンスに変えて、人気が増えたパチンコ屋や、マスク不足で途方にくれる市民の足元見て、高額で転売するやつ・・・なんてしょぼい現場しか思いつかん。それでもワシらがカメラかついで町に立ってるだけで、ふだん国民に自粛を説きながら、風俗通いをやめん政治家のセンセイや旅行に出かける首相夫人をとめることがでけるかもしれんし、空き巣はカメラを恐れ反抗をおもいとどませることぐらいはでけるかもしれんのである。首相夫人は無理か・・・