夕刊フジ 6月20日号

夕刊フジ 6月20日号 夕刊フジ 6月20日号
■発行産業経済新聞東京本社2019
■定価150円(税込み)

今回の連載はホンマ、ワシの無知蒙昧を露呈してしもうた。アヘン戦争時代の中国大陸の政権を「中華民国政府」と書いて、それを人に指摘されるまで、全く気がつかんかったのである。正しくは日清戦争前やから「清王朝」。日清戦争が明治政府できた直後の1984年、アヘン戦争はその半世紀以上まえのまだ19世紀やのに、なんで気がつかんかったかっちゅうと、それはワシが歴史を語る資格がないアホやったからである。ほんま穴があったら隠れ、1年ぐらいこもって勉強しなおす、いや吉本芸人みたいにしばらく謹慎せなあかんとこや。間違い教えてくれたのはワシより一回り以上若い、実家のある神戸新聞のカメラマン氏、大阪での写真展でお祝いしてくださったばかりで、よくぞお知らせくださった。少なくとも印刷されたもんは消しようがないが、夕刊フジのデジタル版には遅ばせながらやけど、訂正させてもらうことがでけた。おしえてくれなんだら、ずうとそのままやったとこや。ホンマ助かりました。ただ言い訳にしかならんが、香港の、いわゆる200万人デモ行進を取材したばっかやったので、しかも四半世紀ぶりに香港の土踏んだもんやから、舞い上がってたんやと思う。ほんまに「中華民国政府」、現台湾の国民党や現中国大陸の中華人民民共和国の中国共産党政府に実害はなかったとおもうが、ただおおいにわしの見識を問われてもこの軽いおつむを下げるばかりである。どうもすみませんでした。