ストライク アンド タクティカル マガジン
9月号(第88号)

ストライク アンド タクティカル マガジン 9月号(第88号))
■発行(株)SATM
■定価1,728円(税込み)

発行してるのは(株)SATマガジン出版やとばっかし思うとったらいつのまにかSATMになってた。Mはマガジンの略やろか?今回の連載はわしが一番長いあいた・・・というたら、先代「しらせ」かもしれんから。もっとも多く乗った軍艦、練習艦「かしま」の出航にまた立ち会った。「かしま」の出国、帰国というたら、いあまでは晴海からやったが、最近は横須賀基地から、横須賀戻りがおおい。かしまが産声を上げたのは23年前、当時は日本の軍艦初の女性居住区を備え、先々代「かとり」の倍の排水量があったが、そろそろ次の練習艦の構想建てとかんといあkんやろ。当然かしまが4000トンちょいの排水量やから、次世代の練習艦は5000トンぐらいにならざるを得んやろ。なんちゅうても練習間は一年の半分弱を外国や。旧式艦を臨時の練習艦にしたてあげたり、しょぼい練習艦やったら同乗してるクルーや訓練受けたり、表敬する実習幹部たちも恥ずかしいちゅうもんである。とくに練習艦は寄港地で在留邦人や時には国家元首まで招いてレセプションも艦上で開催するのである。甲板も艦内も広うなかったらあかんやん。しかし現在は海上自衛隊は尖閣周辺海域にアデン湾の海賊退治に船も航空部隊もキチキチや。いや船はあっても慢性的な定員不足。せやから最近の遠洋航海部隊はかつては練習艦プラス護衛艦2隻、計3隻の艦隊やったが、この日もかしまと護衛艦「まきなみ」の2隻体制であった。もう限界やで。中国に北朝鮮に韓国に不法占拠せれた竹島にさらにつづく天災ときて、定員今の2倍弱ぐらいして、それで、ヘリ空母型護衛艦「いずも」に戦闘機載せれるようにするんや。