正論 8月号

正論 8月号
■発行産経新聞社
■定価840円(税込み)

今回の連載はミリタリー関係というても毎度の敵の某国や左マキの国賊共は出番なし。それどころか長らくお国のために日本の空を駆け巡っていた戦後初の国産機YS−11の最後の勇姿を紹介させてもろた。YS−11は民間では2009年日本エアーコミューター機を最後に姿を消したが、航空自衛隊では今年まで人員輸送機として、8年間飛び続けていたのはあまり知られていなかった。もうこれで日本からYS−11を拝めんかというと、これまたそうではない。たしかに人員輸送機としてのYS−11は日本の空では拝めんが、同じ航空自衛隊の飛行点検機と電子戦機としてのYS−11ならまだ飛んでおり、先日の三沢基地で開催された航空祭でも入間からこの飛行点検機が駆けつけてきたが、高パワーの戦闘機が風向ききにせず、同じ滑走路で舞い降りる中、安全策とって、反対側の滑走路から優雅に舞い降りていた。もう一機の電子戦機は入間基地におり、時々格納庫の外で虫干ししてるのを見かけるが、もうこれは外見にカメラ向けただけでもシャレにならんので、わしも基地内のカットは一枚も撮ってない。このYS−11を撮った航空自衛隊美保基地には実家から実家においてあるハッチバックで行ったが、高速整備されており、加古川バイパス、播但道、中国道、経由で3時間かからず、途中母方の祖父母のお墓参りのため辻川にも立ち寄れた。