ローリング・ストーン 日本版 Vol.111 
2017年冬号

ローリング・ストーン 日本版 Vol.111 2017年冬号
■発行(株)パワートゥーザピープル
■定価880円(税込み)

あの、あの、ローリングストーン誌の日本版にガビーンとカラーで顔写真掲載された。ローリングストーン誌はわしがガキのころから本家アメリカから発行されつづけているが、その誌名から察せられるとおり、反体制、アウトローチックなイメージの強いセレブが表紙やロングインタビューに登場している。本号も表表紙は誌名と同じイギリスのロックバンド「ローリングストーンズ」のミック・ジャガーとキース・リチャーズがコンサートステージ上で肩組んでるとこ、裏表紙は今流行のイケメン俳優の西島隆弘やが・・・まあ表紙めくってすぐ、タイムリーなことにドナルド・トランプ現合衆国大統領がガビーンと飾っているが、トランプ大統領の立ち位置というんも、まあもろ体制側というか、既存の米大統領のイメージ崩したといんなら反体制チックやし・・・巻頭特集はもちろんローリングストーンズのロング・インタビューさらに同じイギリス出身のバンド「ビートルズ」のポールマッカトニーのインタビューも掲載され、その次の連載「煙たい男たち」というまあこの禁煙、嫌煙ムード真っ盛りのご時勢に逆らう愛煙家を次々登場し、インタビューという連載に登場させていただいた。写真家はポーランド出身のファッションフォトグラファー、マチェイ・クーチャ氏に撮ってもろた。現場で使用機材を尋ねたら2世代前のキャノンのデジカメ、わしなんかが、とっくにスペア用に実家で保管、ずうと塩漬け機材、漬物石カメラになっているっちゅうに、最先端のファッションフォトグラファーがいまだに仕事で使っとんかいな・・・と首かしげてはおらんかったが、それで誌面みたら、セピア調の見事な煙表現、やっぱ写真は道具やないわ、センスと才能やと痛感した。わしのほかにはアート・デレクターの安齋肇氏、最近は映画監督も手がけてるが、「タモリ倶楽部」の空耳アワーでわしなんかにはなじみ深い。さらに芸人の河本準一氏がプッカーとうまそうに一服してるとこも掲載されている。