夕刊フジ 8月18日号

夕刊フジ 8月18日号 夕刊フジ 8月18日号
■発行産業経済新聞東京本社2016
■定価140円(税込み)

今回の連載はヘビー・・・というより、日本人みなが考えなあかんテーマである。人は生れ落ちた瞬間から長い短いの違いこそあれ、みな死ぬ運命である。そして年を重ねるたびに老いていく。若いころはなんでもないことが、50歳すぎたらできんようになる。ただ現在の象徴天皇制では崩御されるまで天皇であり、日本の象徴としての公務がある。摂政という制度が歴史上聖徳太子の時代からあったが、今上天皇陛下は望まれないとなったら、生前退位して上皇になられる・・・とお考えになったのは必然であられるかもしれん。比べるのも恐れ多いがワシも五十路過ぎてホンマ運転がこわくなった。というわけで今年も終戦の日は靖国神社に参拝かつ取材に出かけた。昨年が終戦から70周年という節目もあり、正午近くには境内は文字とおり立錐の余地もないくらい参拝者が訪れたが、今年も昨年ほどの猛暑やないしても、多くの参拝者が訪れた。ただ昨年は境内で座り込んで目立ちたくっていた中国人テレビ局のクルーはほとんど現れんかった。さすが報道の自由がない国や。表紙にはこないだ台湾人卓球選手との結婚を発表したかつての「卓球少女」愛ちゃん、今は福原愛氏の大粒の涙。撮ったのはクレジットから夕刊フジのカメラマンやろうか、森田達也氏、エエ写真やん。夕刊紙のザラザラ紙面(連載させてもらいながら失礼)でなく、もっと大きなグラビアページにも耐えられるクオリティーや。