正論 9月号

正論 9月号
■発行産経新聞社
■定価 780円(税込み)

今回の連載は出張先のハワイでしたためさせてもろた。ハワイというても、遊びにいったんちゃうぞ。第一遊びに行くのになんでハワイを選ぶ?2年後とに繰りひろげられる、あの、あの、といえばわかるやろ。リムパックや。正確にいうたら、「Rim of Pacific」、環太平洋合同訓練、世界最大の海軍軍事演習の取材やがな。とはいうても演習は約2ヶ月は続く。そのプログラムの中で絵になりそうなはでな実弾射撃や空撮できそうな作戦を申し込む。かなえばそれでよし、かなわずともほかの作戦を探す・・・てなことやってたら、あっというまに一月がすぎる。取材がない日が3,4日続くことも、ままある。さらに2年前からこのリムパックに何を勘違いしたtのか、中国海軍まで参加するようになったが、このリムパックのテーマでもある「連帯」はもちろん無視。だれもが参加できる「オープンシップ・デー」でもわしら民間人やろうが、海上自衛官やろうが、日本国籍のものは一切乗艦を断るという、露骨な反日嫌がらせをブチかましてくる始末、まあそれはそれでわしらはむかつくが、書くネタ中国のほうから提供してくれるようなもんやけど、それにしても、アメリカの博愛主義にも困ったもんやで。が、そこが中韓のせこい嫌がらせとちがい、たとえ戦ったかつての敵とはいえ、国のため戦い命を落とした英霊にはきちんとその勇気と尊い自己犠牲をたたえてくれる配慮を見せる。わが海上自衛隊リムパック派遣部隊もオアフ島にあるパンチボウル国立戦没者墓地とマキキ日本海軍墓地、さらに彼らの先輩がこの湾内で轟沈させた戦艦アリゾナメモリアルにもちゃんと参拝、献花する。本号出版後、このマキキ海軍墓地を管理、清掃されておられるハワイ在住の日本人のかたから丁寧なお便りをいただいた。ほんまに日ごろからの活動も含めありがとうございます。ほかには井上和彦氏対談、本号ではフィフィさんが登場、これはおもろかった。フィフィさんは以前わしもかつて出させてもろた、関西の番組で東海大学の韓国人女性教授がありもしなかった、いわゆる「強制連行された従軍慰安婦」の被害者意識をことさら強調しよったのを諌めたとこが記憶に残って以来注目させてもろうとるが、いやはや溜飲がさがった。おもろいだけとちゃう、まともな人やん。しかも堂々と「日本好き」いうてくれてるやん。なんでテレビは在日韓国人学者や反日の外国人ばっか重用するんやろ?