正論 8月号

正論 8月号
■発行産経新聞社
■定価780円(税込み)

今月の連載はめずらしくめずらしく映画の紹介、しかも昭和エレジー青春アクション映画やで。まあ見たって。「昭和最強高校伝 国士参上!!」原題は国の字が旧字体やが。メガホンをとった高瀬監督とは旧知の間やが、かの「嗚呼!花の応援団」の監督としても知られている。8月6日から5日間だけ渋谷ユーロスペースで一般公開されるが、なんでこんなアクション作が大々的に全国系列シネコンで上映できんのか、日本の映画界は偏向しまくっとるのか。まあそれでも昭和を知る年配の皆様はノスタルジーかきたれられる。「岡崎友紀」の名を聞いたんはいつぞやの選挙以来やが、岡崎友紀さんは我が母校、日大芸術学部に通われたから、わしも受験した動機のひとつ・・・といぐらい当時としてはめずらしいボーイッシュな美女、「アンギラス」はわしが小学生のとき胸をわくわくさせながら見た初代ゴジラで登場・・・とまあ涙がちょちょぎれるような心憎いセリフがバンバン登場する。