ストライク アンド タクティカル マガジン
11月号

ストライク アンド タクティカル マガジン 11月号
■発行(株)SATマガジン出版
■定価1,728円(税込み)

今回の連載「宮嶋茂樹写真館」は迷った。まあいつもはネタ切れでアップアップなとこやが、今回は逆に迷った。ついちょい前には北京の自称「抗日戦戦勝70周年記念軍事パレード」を日本人フリーカメラマンとして唯一(やと思う)天安門広場で間近に中国人民解放軍の新兵器びしばし撮った。がやっぱ一般誌では兵器より出席したVIP、まあVIPというても韓国人の女大統領やの事務総長やのアフリカの人殺しやのろくなんおらんが。あんましミリタリー専門誌向きやないが・・・さらに同じ抗日戦戦勝70周年うぃ謳ったこれまた同じ中国人の台湾でのパレード、さらにモンゴルで繰り広げられた多国籍間PKO共同訓練「カーン・クエスト」等わしが出向いた現場にはことごとく専門誌からその道のプロのカメラマンが派遣されてきており、わしの出る幕はなかった、が、専門誌の方々というのはなんで多少デティールは不安やが、アクチュアルの実戦や、ホンマモンの実働部隊の実際現場の作品にはいろいろ言い訳つけては使わんのやろ?写真のよしあしは不自然なこぎれいさだけで計れるもんやないんやが、最近のミリタリーは大は航空機、小は拳銃、弾薬まで大きくアップでしかもピカピカ輝いとかんといかんみたいである。寂しい限りやが、世の風潮におもねて生きらなあかんのはカメラマンもいっしょというわけか・・・というわけで、モンゴルで「カーン・クエスト作戦」取材前に、泊まっていたホテルのボーイの強い薦めでわざわざ往復150USD払って60kmはなれた国立公園の巨大チンギスハーン銅像取材をネタにした。行ってびっくり。あまりにもピカピカで巨大やったせいもあるが、なんと韓国人団体観光客が大挙して押しかけてきてるのである。嬉々として。なにがおもろいのかは本号で詳しく解説さてもろたので、ぜひお買い上げのうえお読みください。