夕刊フジ 6月11日号

夕刊フジ 6月11日号 夕刊フジ 6月11日号
■発行産業経済新聞東京本社2015
■定価140円(税込み)

今回の連載は久しぶりに半島ネタやなしに、大陸ネタ。というてもそれを喜んでいるわけでは断じてない。韓国のセウオル号事故につづいて、今回はそれを上回る400人以上の犠牲者を出した長江での転覆事故。さやけど被害者が大統領よりえらくなる韓国人とちがい、中国共産党の人民統制はすごい!さすが死亡事故おこした「パクリ新幹線を事故おこしたその夜に埋めてまう国である。いやわしはあんな悲惨な事故をちゃかすつもりは毛頭ない。さやけどセウオル号事故被害者家族に機動隊が暴徒扱いで放水したり、長江の事故ではあれ以降全然人民日報でも、中国中央電子台でも報道されんのはわしらには双方到底理解できん野蛮人の所業や。まあ人命軽視に隠蔽工作、自らの落ち度は一切見ずに悲劇は他人のせい、、いや最後は「歴史を捏造する」日本のせい、にしようとするとこもそっくりやないか。他にはWillの花田紀凱さんの連載「天下の暴論」、自らが週刊文春の編集長時代名づけたタイトル「天下の暴論」やがわしの連載日と同じ号に掲載されてる「安保は現実的議論を!!」のコラムはわしも全く同感、特に国会で質問に立ってた民主党の辻元清美議員の芝居がかったパフォーマンスや今更になっての野党の「自衛隊への同情論」、いままでさんざん憲法違反やの人殺しやのインネンつけるわ、いじめまくってきたのに、こんどは安保法案への反対材料として自衛隊員の家族まで引き合いにだした感情論まで強調しよる恥知らずっぷり。わしのイラクでパンツの貸し借りするまでの仲になった佐藤正久参議院議員にも取材されてるが、佐藤議員の「憲法違反と言われた我々にも意地がある」の発言はさもありなんやで。第一どこの部隊の誰かも示さん自衛隊員より国会内で佐藤議員に代表して登場してもろて、安保法案の意見聞いたほうが早いやないか。佐藤議員は一佐まで務めたバリバリの幹部自衛官やったんやで。月刊誌「正論8月号」のわしの連載でも同じ論調やが、別に花田さんと打ち合わせしたわけやないから、結構世の中の人はわしらと同じ感想お持ちやったんや。