ストライク アンド タクティカル マガジン
5月号

ストライク アンド タクティカル マガジン 5月号
■発行(株)SATマガジン出版
■定価1728円(税別)

今回の連載「宮嶋茂樹写真館」はタイムリーな写真やなく、12年前の作品から。現在も国際社会を騒がせている極悪非道のイスラム国の主要メンバーが旧イラク軍の残党が多いということからイラク戦争しかもサダムがまだこの世のイラクにいたバグダッドでの作品をまたまた披露させてもろた。ぎょうさん編集部に写真おくったせいで、本号でも特集しわしも取材した陸上自衛隊富士学校での「AAV-7 水陸両用戦闘装甲車・・とでも訳すのか・・・の記者研修、報道初公開」の参考写真として小さいのが3点、わしらの泊まっていたパレスチナホテルに暴徒に襲われる前に米海兵隊のAAV-7が駆けつけてくれて命拾いした。それ以来わしはAAV-7びいきである。同じくAAV-7企画としては今年もアメリカ西海岸で実施された日米合同訓練「アイアン フィスト(鉄拳作戦)」でも今度日本にも配備されるAAV-7に陸上自衛隊西部方面普通科連隊員が同乗し、西海岸に上陸してくるのを報道公開された。写真は柿谷哲也氏のが掲載されとるが、わしもすぐ横で撮っていたが、このAAV-7の後部ハッチから緊急展開し、兵士が散会するシーンが撮れるのはいっつも米海兵隊か韓国軍、柿谷氏もこれが撮りたかったと言っていた。さらにこれまたワシもお供したアリゾナ州の米海兵隊ユマ航空基地で行われたエアショーで公開されたF-35Bの展示飛行のカットも柿谷氏撮影で掲載されている。わしもF-35の実機を見るのは初めてやった。昨年の百里基地で行われた航空観閲式でも日の丸つけたF-35が公開されたが、あれはロッキード・マーチン社の好意で日の丸描かれたモックアップ(エンジンついてないモデル)機、特に垂直離着陸できる海兵隊式F-35Bの実機が実際垂直離発着しとるとこは撮った日本人はまだそうおらんかった。なのでわざわざ西海岸のオーシャンサイドからアリゾナまで出かけていった。アメリカ広いと分かっていても、実際車で走ってみるまで実感わかんかったが、砂漠の中6時間、メキシコ国境間近のまあ海兵隊航空基地以外なんもない。国境近いせいか、治安もあんましようないみたいやし、ホテルはオーバーブッキングして、追い出されてもネット通じて予約したなら、そこから返金してもらえと一方的。もちろんネット予約で返金なんかしてくれず。小さい汚いプールがあるが避妊具落ちてるわ、ろくでもないとこや、ええかげんにせいよ、ユマエアポートホテルは。さらに他には陸上自衛隊岩手演習場で行われた「フォレスト ライト」作戦、陸上自衛隊と米海兵隊との雪中合同訓練の写真が掲載されとるが、取材は編集部の野口卓也氏の取材クレジットがあるが写真の一点がわしのクレジットになっとる。3.11、東日本大震災4周年を前に東北出張中にわしも駆けつけた。柿谷哲也氏や菊池雅之氏も取材に来られたが、自衛隊、海兵隊のLZ(着陸地点)が離れていたのでどっちか一方しか取材できんというので、わしはお二方と反対の海兵隊のCH-53ヘリから緊急展開する自衛隊というほうに賭けた。しかしもう一方の自衛隊CH-47ヘリから緊急展開する米海兵隊の図ではCH-47の向こうに岩手富士が見えたというから、そっちのほうが絵になったきがする。まあ後悔あとにたたず、そんなことが事前にわかっとったらわしもそっちに行っといたが、知らんかった。そのあとバリケードシューティングの取材あたりから天候悪化、ろくに標的も見えず、写真も当然ぱっとせず、このバリケードシューティングまたの名をナインホールといった。なんでかというと前後左右に丸や四角にホシ印とさまざまな高さ、形状の穴(ホール)が9つ(ナイン)開いてるからそう呼ばれている。まあ目のたかさは銃もホールドしやすいし狙いやすいが、足元の高さはプローン(伏せ射ち)には高すぎ、膝射ちには低すぎ、こしまげて撃つしかない。まあ89式小銃、M4とも5.56mm口径弾で薬莢も小さく、マズルフラッシュも出んし、射撃の瞬間もなかなか絵にしずらい。結局このバリケードシューティングのシーンはどこも相手にされず、気仙沼のプラザホテルまでの道のりは、東北道一関ICあたりで猛吹雪、まえもろくに見えず、進めなくなった。くる時は2時間もかからんかったが、一関IC降りてからも峠の一本道、速度の遅いトラックが立ち往生したり、で結局4時間かかった。