ARMY(Active Refance Made Yearing)
50号 2010年秋号

ARMY(Active Refance Made Yearing) 50号 2010年秋号
■編集発行防衛省陸上幕僚監部広報室
■定価無料

陸上自衛隊の季刊誌やからARMYではないと前回もご説明したとおり、別にわしはARMYでもSpecial Forceでも誌名なんやから、構わんと思うが、正確には上記の通り。毎年、名誉ある「フォト オブ ザ イヤー」の審査を菊地、福田、大野お三方の写真家ともに担当させてもらっているが、今年も同じメンツでやらせていただくことになった。本号ではそのご縁で審査を担当した4人で全国の駐屯地で畏れ多くも講義をさせていただいた。わしが一番最後やったらしく伊丹の駐屯地であった。ちょうど実家にも近く、帰省中にお邪魔させていただいた。その4人の講義中の写真が掲載されている。わしはあいもかわらず写真を上映しながら、薬にも毒にもならん話でお茶の濁すしかなかったが、福田正紀カメラマンは写真から察するにカメラはもちろんレインカバーやアクセサリーを持参し実際に使用されたり、披露されるとゆうかなり実戦的な講習をやられたようである。さすがである。相手は自衛隊の広報のため演習で災害派遣で国際貢献の現場で撮影せんといかん現役自衛官カメラマンである。現場はスタジオではない。雨のひもあろう、泥まみれにもなろう。そんな時でもお国から預かったカメラを雨から泥からまもらないかんのである。わしもプロ用の秘密兵器持参して自慢したろかとも思いかけたがやめた。今の広報担当の自衛官のなかにはわしらより写真うまい方がごろごろおられるのは審査しとってようわかったかである。