機動衛生ユニット =激写リストに戻る=
航空自衛隊小牧基地で世界初の機動衛生ユニットが発表された。各国軍には「C−9ナイチンゲール(患者輸送機)」が既に60年代から運用されていたが、それにしても凄いネーミングである。日本の横田基地でもまだ一機あるという噂である。この航空自衛機動衛生ユニットの特徴は、このユニットごとC−130輸送機にも積み込めることである。ナイチンゲール等は飛行機ごと飛ぶのに対してこのユニットはC−130からC−130に積み替えも出来るのである。それに酸素マスク付きのこの装備である。大概の重症患者もこの機内で手術可能である。ナイチンゲールのような患者輸送機というより空飛ぶICU(集中治療室)というのが正確な表現であろう。しかし空中でメスを振るう医官も患者もタービュランス(乱気流)は怖かろう。但しこの機動衛生ユニットを地上に降ろせばそのままC−130を本来の輸送機に戻すことも可能である。それにしても狭い、この日も記者達が交代で見学した。


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